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スクロールダウン

aaa
bath room /
Maison book girl
価格:2600円(税込)
型番:MBG-0003 
JANコード:4560474310167
1. bath room (intro)
2. bath room
3. my cut
4. 最後のような彼女の曲
5. snow irony
6. film noir
7. Remove
8. last scene
9. water

COMMENTS

  • aaa
  • 西島大介
    (漫画家・DJまほうつかい)
  • 一筋の光も射さないダークな室内楽。意思を剥奪された四人の死体が歌っているかのようなインモラルさ。これこそが文化。
  • aaa
  • 大森靖子
    (シンガーソングライター)
  • サクライケンタの混沌が、女子中学校のグラウンドで、もう何年も何億週もぐるぐるぐねぐねとうねり続けている。
    彼が何を待っているのか、何から逃げているのか、なんの意味もないのか、誰も知らない。
    砂も鉄棒も兎も女生徒も、雨と間違えて音が降ってきた日の朝、みーんなグラウンドに出てきて、ちっちゃい前ならえをして整列する。
    朝礼が終わると、ブクガのメンバーは全てのテスト問題を捨て、透明に踊る。とても静か、とても清らか。
    本当はその音を降らせているのは、本当は学校の神様は、本当は世界をつくっているのは、本当に愛しているのは、

    ね。
  • aaa
  • 吉田幸司
    (IDOL AND READ」編集長)
  • Maison book girlのファーストアルバム『bath room』は、プロデュースをしているサクライケンタの逆襲なのか復讐なのか、どこか怨念のようなものが炸裂した作品になったと思う。アイドル界に対してなのか、映画音楽界に対してなのか、あるいは社会に対してなのか、それが何に対しての怨念なのかはわからないが、何か強烈なメッセージをここに刻み込み、残そうとしているのではないだろうか。冒頭曲でもわかるように、サクライケンタサウンドの神髄はリズムにあることに誰も異論はないだろうが、楽器音は基本的にパーカッシブ、つまりサスティンが短く、重心が高く、激しく叩き付けるような暴力的なニュアンスがある。そして、そうした破壊的なサウンドの上に、このうえなく純白な、天使や妖精のような純粋無垢な歌声がのるというアンビバレンス。こんなやるせない世界にも救いはある、そんなふうなメッセージをそこから感じることもできる。サクライケンタというエクスクルーシブな才能は、もっともっと世に知られてしかるべきだと僕は思う。
  • aaa
  • ピエール中野
    (凛として時雨)
  • 硬派でプログレッシブなアプローチが多々登場する独創性の塊のようなサウンド。重なるメンバーの歌声はポップでもあり、強烈な刹那を感じさせてくれる。どこで聴いても、例えば、ありふれた街の景色にも不思議な程に馴染むから、再生したくなる中毒性がある。独自の世界観を貫く格好良さが詰まっているし、あと何が良いって、音が超良くて、冷たい。これ、アイドルへのコメントとは思えないけど、アイドルなんだよね。
  • aaa
  • ギュウゾウ
    (電撃ネットワーク/ギュウ農フェス)
  • 拍子を追いかけ手を打っていくと不思議の国へ辿り着いていた。
    美しくて楽しい音楽。
    間違いなく傑作である。
  • aaa
  • かとうれい
    (イラストレーター)
  • アルバム発売おめでとうございます!ブクガは、数あるアイドルグループの中でも一際、目を奪われる存在です。サクライさんの生み出す音楽は、水中にでも居るかのごとく心地よく、そこに彼女たちの音色がこだまする。まるでおとぎ話のような世界観に溺れてしまいそうです。
  • aaa
  • 水野しず
  • 「手をつないで、死ななくてもいいように」

    Maison book girlの世界は一切の汚れがない白、あらゆる残酷さを集約した黒、そして「はいがいいえ」「いいえがはい」で語られる曖昧なコントラストで構成されている。ステージ上では、誰一人として世界が成立する前提を信じないままに全てが進行する。「そんなこと、あってもいいの?」とたずねると、正体がわからないゆうれいに黙って見つめられる。不鮮明で、漠然とした朧げで仄かでアヤフヤな全肯定。現実の世界にはあらわれてこなかったソビエト社会主義共和国連邦みたいなロマンス。「絶対」それを白と黒に二分して、お互いがお互いを存在させながら否定することで成立する絶対。瞬きの瞬間、脳内で紡ぐAとBの中割りのきみの残像が、ほほえんでいるように見えるし今にも泣きだしそうな気がするし、それをきっとぼくたちは抱きしめなければいけないのだけど、実態がないから抱きしめることができなくて、そのかわりに歌をうたうよ。脆く硬い灰色の、砕けそうで肌のように柔く、あらゆる残酷さに、ぼくたちは慣れることができる。曖昧な肯定によって立ち現れる世界がゲルマニウムのように美しいから。
  • aaa
  • GOMESS
    (ミュージシャン)
  • 何もない世界に、二つの色が生まれた。
    この世界には、もう他の色が生まれることはない。
    真っ白な世界に、真っ黒な影を写して、
    それしかないから、何より美しい君が見える。
    Maison book girlは、そんな世界のお話。
  • aaa
  • ぱいぱいでか美
    (タレント)
  • 去年いろんな地方でライブをしたときに結構な田舎にも行ったんですが、空き地の、鎖がはられた向こう側にだけ彼岸花が大量に咲いてて、それに見惚れてたら現代にまだ居たんだって感じのTHE子供がすぐ側で虫取りをしていて、そりゃ誘拐もなくならないよなと。
    美しすぎるものの裏に見えるそこはかとない恐怖とか絶望とかの得体知れなさ、をしっかり掴み込んで音になってるのが、私は少しいやかなり怖い。サクライさんは自分の虚無を女の子に代弁させててズルいってずっと思ってたんですけど実は全然逆なのかもしれないです。私の排水口はもうゴポゴポ言って吸い込んでんのか逆流してんのかもわからないです。コショたんゆいまーるあおいたん輪ちゃんが可愛くてよかった、スキ♡
  • aaa
  • 加茂啓太郎
    (universal music/great hunting)
  • これは構造としてのアイドル・ソングと方法としてのエレクトロニック・ミュージックを融合する事で起きた奇跡のケミストリーだと思います
  • aaa
  • 吉田豪
    (プロインタビュアー)
  • ロリコンだけど才能あるサクライケンタの本領発揮!
  • aaa
  • 蒼波純
  • CDの発売おめでとうございます!
    聞きましたが、少し難しくて不思議な音楽です。
    いつか共演できたらうれしいです。
  • aaa
  • 吉田凛音
  • 発売おめでとうございます!たくさん聴きます!!
  • aaa
  • RUKA
    (NIGHTMARE / The LEGENDARY SIX NINE)
  • アルバムリリースおめでとうございます。
    「Bath room」一足先に聴かせていただきました。
    とりあえず、全ての曲の拍子取りから始めましょう。
    サクライ楽曲の基本ですね。
    歪みない透明感溢れる楽曲に、あどけない歌声。
    変拍子を多用しながらもマニアックにならず聴きやすい楽曲。
    中でも[water]は他にはない、このグループの武器だと思います。
    1st Albumながら完成された世界観に圧倒されました。
    もうこのアーティストの紹介文に「元BiS」って言葉は必要ないと思える作品でした。

    サクライさん、これからも変態を貫いていってください。
    Maison book girlのみなさん、楽屋のクッキー勝手に食べてすいませんでした。
  • aaa
  • Taigen kawabe
    (Bo Ningen)
  • Maison book girl"は王道アイドルでもなければ邪道でも飛び道具でもない、アイドル音楽の新しい可能性である。
    一般的なアイドルソングが、失った自分の青春を回収するタイムマシーンのような存在だとすれば
    "bath room”は、頭の中の箱庭の存在に気付かせてくれる秘密道具のようなアルバム。
    そこには一方的な共感や価値観の押しつけは一切ない。
    今まで知らなかった新しい世界に足を踏み入れた瞬間に伴う、背徳感を伴った高揚感のように
    あなたの中の懐かしくも未踏な領域に入り込み、ただひたすらに透き通った景色を見せてくれることでしょう。
  • aaa
  • レイチェル
    (chelmico)
  • メチャ良い
  • aaa
  • 木村仁美
  • ブクガのファーストアルバム「bath room」を聴いてる。一回目はお風呂の中で、二回目はカフェで。電車で、歩きながら…気づけばアルバムを何ループもしていた。止まらない、音を聴くとなぜか映像が情景が物語が浮かぶのは、映画を観たからだけではないと思う。囁くメンバーの声が、夢の中でも聞こえるような気がする。
    サクライさんと彼女たちが創り出す maison book girl この音の世界に、これから多くの人々が引き込まれてゆくでしょう。
    リリースおめでとうございます。
  • aaa
  • 小林司
    (編集者/ミスiD主催)
  • Maison book girlはぼくにとって、乳白色の朝、糖度の低い冷えたスイカ、宇宙電話、ローファイな遊園地、爆発しないブラックホール、恋と宗教と前衛芸術を同一線上で語るクラスメイト、空想喫茶店、菫色のANUS、輪郭のぼんやりしたインドカレーの匂い、子どもの法律、11月の公営プール。これは本じゃなかった。
    • aaa
    • 岸田メル(イラストレーター)
    • アルバム、じっくり聞かせて頂きました。
      なんでサクライさんの音楽はこんなに染みるんだろうなあとずっと考えてます。
      たぶん、自分が好きな空気感?のようなものをそっくりそのまま感じるからなんですが、曲を聴いて浮かぶビジュアルが 自分が本来表現したいものととても近いんですよね。といっても、憧れのようなもので今僕が描くような絵とは違うんですが…。
      というわけで、以下、コメントです。

      柔らかいのに鋭利、濁っているのに清潔。崩壊一歩手前の美しさ。
      リズムや声、音色のひとつひとつが物語を紡ぐよう。
      ブクガの曲には、僕が子供の頃から憧れていた理想郷が詰まっています。
    • aaa
    • ミキティー本物
      (二丁ハロ)
    • Maison book girl の振付を担当しているミキティー本物です。
      今回ブクガのファーストアルバム『bath room』発売を記念して感想コメントを送らせて頂きます。

      普段あたしが振付の際は、プロデューサーであるサクライさんが歌う仮歌で振付を考えます。(その仮歌が本当に素敵なんです。いっそボーナストラックに入れてほしいくらいです。)
      なので彼女たちが歌った音源というのはあまり聞き馴染みがなく
      今回このアルバムで聴くのが初めての曲も多くありました。
      アルバムを聴いての感想ですがあたしの中で今回のアルバムは「寝るときのBGMにおすすめ」です。

      あたしは振付をする際に曲をエンドレスでかけて寝て夢の中で考えるのですが、サクライさんの曲はほぼ変拍子で慣れてないせいか
      夢の中で何度も頭がおかしくなりそうになりました。
      ただ頭がおかしくなるだけじゃなくて
      とても不思議であたたかくてどこか寂しい世界に入れます。
      是非寝ながらエンドレスで聞いてみて欲しいです。

      この不思議で温かくてどこか寂しい曲に4人の声が絶妙にマッチします。
      ダンスも含めてまだ未完成の彼女たち、優しい声で今にも消えてしまいそうな4人だからこそサクライさんの曲にマッチしてるのかなと思います。

      これからもブクガの4人、そしてサクライさんの曲の世界観を大事に、見てる人がふんわりとゆるく熱いものを感じれるような振付をつけていければなと思います。
    • aaa
    • 竹内道宏
      (ライター/映像作家)
    • この無色透明感、ずっと中毒です。
      雨の音がなぜか気持ちよかったりする感覚に近く、水の音を聴いてるように心地いい。無色なギターに4人の透明な音色が被さり、何も考えずに白い壁にもたれて虚空を見つめながら聴いていたい。
      『snow irony』の歌詞に昨年一年間慣れ親しんだフレーズがあった。『世界の終わりのいずこねこ』の撮影時、車で、廃工場で、部屋で、関西新東京市で慣れ親しんだサウンドがあった。ふと寂しげな猫がかまってほしそうにこっちを見て振り返り、そのまま去っていく姿が目に浮かんだ。
      絶望を絶望で歌われることに希望を見出します。闇が深ければ深いほど、光を眩しく感じます。
    • aaa
    • 東佳苗
      (縷縷夢兎デザイナー/アートディレクター)
    • ずっと病気だと思っていたあの子
      ずっと好きなのに恨み続けたあの人
      ずっと見えない白の中に生き続けたあの日
      許さないも分からないも知らないも
      抱えてた感情を喚起させる旋律と言葉遊びが私は凄くフィットして
      学校から見えるどうでも良い校庭を思い出した
      サクライさんの音はいつかの私達をそっと呼び起こしてセンチメンタルの琴線に触れさせる。
      真夜中waterを聴きながら16の私にタイムスリップした。

      忘れる事は簡単ではない、塗り替える事も
      名付けようのない捨てられた感情に綺麗な不協和音が木霊する、朝焼け。
    • aaa
    • 根本宗子
      (劇作家)
    • Maison book girlを聴きました。
      その奥ゆかしさに思わず正座して聴きました。
      どの曲も何かの始まりのような音楽で、
      「カーテンを開けたらそこに女の子が立っているような感覚」になり、
      でもその女の子は本当はいなくて、なのにずっとずっとその影を追いかけてしまう、
      そんな気持ちに私はなりました。
      何だろう、この儚い中毒性。

      Maison book girlとはきっと、サクライさんの作り出す何かの「錯覚」のユニットなんだ。
    • aaa
    • 藤咲彩音
      (でんぱ組.inc)
    • アルバムをザッと聴いた感じは、おじいちゃんかおばちゃんの洋館のお家来た印象。心地よい。3拍子や4拍子全部が心地よい。
      ライブでしか聴いてなかったから、音源で聴くのはなんだか新鮮。ライブと音源はかなり違う印象を持った。
      あとライブでしか聴いて見てなかったから、曲を聴いてるとつい踊っちゃう。真似できちゃう振りが多いから良い。
      たくさんいるアイドルさんの中で、埋もれない独特の味(サクライさんやメンバーの味)を忘れないで突き進んで欲しいと強く思った。自分の思いのままに。
      Waterは異空間に入ったような、こしょの独特の雰囲気がちゃんと出てる。そういう所も消さないで生きて欲しい。もっとフリーダムでも大丈夫だと思う。安心感ある。
      曲の独特の感じと、でも踊りはキリッと。 (お願いね)ブクガフィールドに入ってしまったらもう抜けられないと思う。そんな作品だと思います。プッシュ。
    • aaa
    • 南波一海
      (音楽ライター)
    • こんなにねじれまくっていて、ねじれたおしているのに
      桁外れにポップで、スッと耳に入ってきて楽しいというのが
      まじでまじですごいと思います。
    • aaa
    • 内田聡一郎
      (veticaディレクター)
    • 僕は今まで彼女たちのライブを観たことがありません。
      なので本当にフラットな視点で楽曲を聴かせてもらいました。
      夜な夜なヘッドホンでサンプル楽曲を聴くべくボリュームを上げ再生すると
      一曲目のイントロからスティーブライヒを 思わせるクラッピングでドキッとした。
      想像していた雰囲気とだいぶ違ったイントロ『おっ?』と思ったが最後、 2曲目のbathroomにシームレスに繋がって 展開した時には既にブクガという存在を気にならざるを得なくなっていた。
      サクライさんの楽曲の完成度もさることながらメンバーの歌もそれに心地よくのっていく中毒性がある。
      僕はいち早く彼女たちのライブを観に行かなくてはいけないようだ。
    • aaa
    • Hachi
      (オーム、BALMUNGデザイナー)
    • アコースティックさが利いているスタイリッシュな楽曲、「水」の質感を感じさせる膨らみのある音の空間、モダンさが表現されています。
      今回衣装を製作させて頂いたこともあり、より個人的に思い入れてしまいますが、そういったもの抜きにしても素晴らしいアルバムだと思います!
    • aaa
    • 飯田えりか
      (少女写真家)
    • 寂しさの色につつまれた景色。そのなかに佇む少女達がみえる。
      雨が降っている。現れては消えていく。ひとつぶひとつぶの音の心地よさ。
      水色にもぐってこのまま消えれたらもしかしたらしあわせなのではないのかな。
      そんな気持ちにさせる。寂しさに呼ばれてる。
      消えるであろうボクたちはしんしんと包まれる音にただただ安堵して。
      微かな光をたよりにしているような、そんな色がどうしようもなく在ることを思い知る。
      なんていい景色。
    • aaa
    • ハシダカズマ
      (箱庭の室内楽)
    • 変拍子って言葉はあまり好きじゃないのですが、十数年飽きずに変拍子の歌もの曲を作りづけてきた僕がここを語らずに誰が語るんだって思うのでちょっと触れておくと、7拍子とか5拍子って作るのはそんな難しいものではないんだけど、ポップに歌をちゃんと聴かせるのは、技術とセンスが結構要求されるんですよねほんとに。ブクガの音楽が実際の複雑さ以上にさらっと聴けてしまうのは、サクライくん作曲能力の賜物なのですが、それをちゃんと歌って踊るブクガのメンバーも凄いなぁと思います。たぶんちょっとコピーしてみたり歌ってみたりすると結構できないと思います。それほどちょっとおかしな音楽です(凄い褒めてます)。変な音楽好きな人はかなり楽しめると思うので偏見抜きに聴いてもらいたい一枚です。

      あと、ボーカルの無垢性というか、透明感というかが、なんか中性的なのも魅力だなぁと思いました。当然みなさまお奇麗な美少女さんたちなのですが、どこか少年的だなぁと。歌詞の印象に引っ張られてるというのもあるかもなんですが。

      ともあれアルバム発売おめでとうございます!凄い売れそうです。
    • aaa
    • 田辺ユウキ
      (映画評論・宣伝)
    • 公式サイト公式サイト
    • 僕は右上腕に一生残る傷があるのですが、『mycut』を聴いたとき、その傷のことを考えました。傷がついてしまった記憶ははっきりあります。その瞬間のこと、あのときの状況、すべてを自分の意識の中から消したいとよく思います。ただ、そうやって身体が記憶している限り、当時の感情、状況、関係するすべての物事はどうしても頭の記憶に残ってしまいます。『mycut』の一節に、「なぜか15年前のこと 思い出してしまうのは 何も変わっていないから」とありますが、傷を見て、いろんな後悔をするたびに、十数年前から今まで、確かに自分の変わってなさを実感します。誰もがきっと、切り離せない痛みを持っていると思います。この曲をはじめとする、『bathroom』のすべての曲が、僕たちが記憶している、カットしたくてもできないような、さまざまな痛みや傷について触れている気がしました。
    • aaa
    • 加藤カトリーヌ
      (SHIBUYA GIRLS POP主宰 / xxx of WONDER P)
    • あの七拍子のイントロが鳴る時、いつも本当に興奮します。
      ポップスとはいえ、あの「あえての敷居の高い音」が、一瞬にしてその場をプライベートな空間に変えてくれるからです。
      特にアイドルのステージにおいては(あまりに逆説的な)最高すぎる導入じゃないですか。

      マイナーキー主体の楽曲群、複雑な感情を表すかのような変拍子、文学的で逡巡を繰り返す歌詞、頻繁に現れる一人称の「僕」やポエトリー・リーディング、そして欧州の学生を思わせるような衣装。
      Maison book girlを構成するエレメントを辿っていくと、なぜかいつもボクは萩尾望都さんのいくつかの作品を思い出します。具体的に言えば「トーマの心臓」や「11月のギムナジウム」あたりですけれど。※
      萩尾さんのそれらの作品の設定はかなり特殊で、少年たちが隔絶された空間の中、その純粋さゆえに愛し合ったり傷つけ合ったりを繰り返します。そんな萩尾さんの作品に登場する人物たちと、Maison book girlのメンバーの姿がなぜかボクには重なって見えるのです。

      萩尾さんの物語の中では、その少年たちのピュアリティを保つために、その美学を貫くために、作者によって閉じられた舞台空間としての「ギムナジウム」が用意されました。
      サクライケンタさんはさらにそれを進めて、これ以上ないプライベートな空間、つまり「bath room」を用意しました。
      冒頭で触れたように、そんな極端な密室感をライブハウスなどの大きなステージで表現するということ、それはMaison book girlのアンビバレントな魅力のひとつになっているような気がします。

      今までボクは、このような内面への指向性を持った音楽表現というものはたいてい「インディーのバンド」において多く現れるもの、と思っていました。ですがそんな偏見はMaison book girlというアイドルの登場によって気持ちよく払拭されました。
      すでに、今そういった指向性の音を聴こうとすると、Maison book girlを聴くしかないという気さえしています。
      確かにサクライさんがいずこねこの次に行うプロジェクトにしては、あまりにもガチ(本質的)すぎてる、とも思いましたけれど(笑)
      逆に、今だからこそのアイドルというフォーマットであり、本質的な音楽表現、なのでしょうけれど。
      実際にサクライさんの楽曲はMaison book girlを得て洗練され、複雑になり、よりポップになりました。

      こういったエレメントのひとつひとつが、Maison book girlを他のアイドルと一線を画す存在にしている所以なのではないでしょうか。

      そんなふうにさまざま仕掛けに反応して妄想を楽しむこともできるし、単純にポップとして楽しむこともできる。
      そこは開かれていますよね。アイドルなのですから。
      シアトリカル(演劇的)なステージングなのに、シアトリカルになりきらない現代っぽさも兼ね備えた、アイドル。
      開かれています。「接触」さえあるのですから(笑)

      だとするならもう、みなさんもMaison book girlに触れない手はない、ですよね。
      手始めに、この1stアルバム「bath room」から聴いてみるのはいかがでしょう。
      読書の秋とも言いますし(笑)Maison book girlらしく秋分の日、9/23(水)リリースです!

      (ちょっと蛇足)
      各メンバーがポエトリー・リーディングを行う最終曲「water」
      この曲でいつ何どき、
      「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。 卵は世界だ 」
      というフレーズが出て来るか、ボクはずっとそわそわしながら聴いておりました。
      (もちろんそんな安直な妄想のとおりに事は運びませんでした・笑)

      ※蛇足補足:金子修介監督映画「1999年の夏休み」も加えたいです

    RELEASE EVENT

    • 9/20(日) 13:00~&15:00~ タワーレコード錦糸町店
    • 9/24(木) 19:30~ タワーレコード渋谷店
    • 10/1(木) 21:00~ タワーレコード新宿店
    • 10/16(金) 19:30~ タワーレコード渋谷店
    • 10/17(土) 12:00~ タワーレコード新宿店
    • 10/23(金) 19:00~ タワーレコード梅田NU茶屋町店
    • 10/24(土) 13:00~ タワーレコード難波店
    • and more…!?

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