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Fiction

2020.06.24 Best Album release

Maison book girl Best Album
2020.06.24 Release

Fiction

  • 01. bath room_
    02. snow irony_
    03. lost AGE_
    04. cloudy irony
    05. river
    06. sin morning
    07. faithlessness
    08. townscape
    09. rooms__
  • 10. 言選り_
    11. レインコートと首の無い鳥
    12. 狭い物語
    13. 夢
    14. 長い夜が明けて
    15. 闇色の朝_
    16. 悲しみの子供たち
    17. Fiction
    18. non Fiction

リレコーディングを行った楽曲の他、ライブで披露し話題となっているマッシュアップ曲「river」、新曲「Fiction」「non Fiction」の全18曲を収録。本編CDは全形態共通。新曲を除く、全楽曲リマスタリング音源化。

Purchase

初回限定盤A(CD+LIVE Blu-ray)
・品番:PCCA.4951
・価格:¥6,500+税
・仕様:CD+Blu-ray(Solitude HOTEL∞F LIVE)
Blu-rayは、2020年1月5日に行われた「Solitude HOTEL∞F」LINE CUBE SHIBUYAライブ映像を収録。
メンバーによるオーディオコメンタリー入り。
初回限定盤B(2CD+book)
・品番:PCCA.4952
・価格:¥5,500+税
・仕様:2CD(本編CD+inst)+book(詩集)
本編CD楽曲のInstrumentalを収録したCD2枚組と、未公開だったポエトリー・リーディング11曲を初活字化、詩集として収録。
Amazon完全限定生産仕様盤(CD+2BD)
・品番:BRCA.108
・価格:¥8,500+税
・仕様:CD+2BD(Solitude HOTEL∞F LIVE/『Pick Ups! -Maison book girl-』)
Blu-rayは2020年1月5日に行われた「Solitude HOTEL∞F」ライブ映像と、Amazon prime videoで配信中の番組『Pick Ups! -Maison book girl-』全4 EPISODE+特典映像を加えた2枚組。
2BDともに、メンバーによるオーディオコメンタリー入り。
通常盤(CD only)
・品番:PCCA.4953
・価格:¥3,000+税
・仕様:CD
初回プレス分のみアナザージャケット封入

通常盤には、アナザージャケットがランダム封入されます。(初回プレス分のみ)

Amazon Event

ベストアルバム「Fiction」発売記念 スペシャルトークイベント
招待キャンペーン

6月24日発売Maison book girlベストアルバム「Fiction」のAmazon完全限定生産仕様盤をAmazon.co.jpにてご購入いただきご応募いただいたお客様の中から抽選で100名様(全2部/各部50名様)をスペシャルトークイベントにご招待いたします。
なお、イベント当日は応募抽選で外れた方も視聴可能な当日のイベントをウェブ配信いたします。
Maison book girl発足から6年、その軌跡や、今回のベストアルバム収録曲に関して、そして、止むを得ず延期・中止となってしまったツアーの構想など、Maison book girlの全てを、テーマ別にあらゆる側面からプロデューサー・サクライケンタとメンバーにお話いただくスペシャルなイベントとなっています。


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→ オンライン配信イベントに変更のお知らせ

ベストアルバム「Fiction」発売記念

スペシャルトークイベント
招待キャンペーン

6月24日発売Maison book girlベストアルバム「Fiction」のAmazon完全限定生産仕様盤をAmazon.co.jpにてご購入いただきご応募いただいたお客様の中から抽選で100名様(全2部/各部50名様)をスペシャルトークイベントにご招待いたします。なお、イベント当日は応募抽選で外れた方も視聴可能な当日のイベントをウェブ配信いたします。
Maison book girl発足から6年、その軌跡や、今回のベストアルバム収録曲に関して、そして、止むを得ず延期・中止となってしまったツアーの構想など、Maison book girlの全てを、テーマ別にあらゆる側面からプロデューサー・サクライケンタとメンバーにお話いただくスペシャルなイベントとなっています。

【対象商品】

2020年6月24日発売
Maison book girl ベストアルバム「Fiction」
【Amazon.co.jp限定】
Best Album『Fiction』(CD+2BD)/CD+2BD(「Solitude HOTEL∞F」LIVE映像・Amazon Prime Video番組「Pick Ups!」完全版)/\9,350(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/B085QWYM6R

【イベント内容】

日程:2020/8/16(日)

会場:都内某所
参加メンバー:矢川 葵、井上 唯、和田 輪、コショージメグミ & サクライケンタ


内容:

◆1部:14:00スタート
トーク&見送り会

◆2部:17:00スタート
トーク&見送り会

※集合時間は当選されたお客様に会場の詳細を含め後日ご連絡いたします。
※各部イベントは60分程度を予定しております。
※ソーシャルディスタンスを考慮した十分なスペースでのイベントとなります。
※マスクの着用をよろしくお願いいたします。
※会場にアルコール消毒は常備しておりますので、ご協力くださいませ。



【イベント申し込み方法】

商品出荷時に「イベント申込用デジタルシリアルコード」をメールにてお送りいたします。
URLからキャンペーン特設サイトにアクセスいただき「イベント申込用デジタルシリアルコード」を入力の上ご応募ください。

※ご購入いただいたAmazonアカウントに登録されているメールアドレス宛にお送りいたします。
※携帯番号のみご登録されているAmazonアカウントの場合は、シリアルコードのメールを受け取ることができないため、メールアドレスが登録されているAmazonアカウントにてご注文ください。
※ご応募の際に参加希望回をお選びいただけます。
※イベント申込用デジタルシリアルコード1つにつき、1つの回の応募が可能です。

[応募期間] 2020年6月24日(水) ~ 7日19日(日) 23:59まで
[当選発表] 2020年7月24日(金)以降に、当選者の方へメールにてご連絡させていただきます。
※当選の方のみのご連絡となりますので、予めご了承ください。

■注意事項
※当選メールの案内に沿って、また記載の注意事項をよくお読みの上、ご参加お願いいたします。
※当日の持参品や入場方法に関しましては、当選メールにてご案内差し上げます。
※当選メール1通につき1名様のみご参加いただけます。
※当選メールの譲渡・転売やオークションでの転売を固く禁止致します。ご了承下さい。また、金銭の受け渡しのない譲渡に関しても禁止致します。
※当選メールの再発行はできません。保護機能を使用するなどして大切に保管ください。
※当日はご本人確認ならびに荷物検査をさせていただきます。写真付きの身分証明証をご持参ください。
※未成年の方はイベント参加にあたって必ず保護者様の同意をとってください。イベント当日、受付時に保護者同意の旨を確認させて頂きます。(提出書類等はございません) ※イベント会場内での飲食は禁止となりますので予めご了承ください。
※トラブルやアーティストの都合・天候の影響により、予告無くイベント内容が変更、中止となる場合がございます。予めご了承下さい。
※その他、イベントの実施・運営に当たりましては、スタッフの指示に必ず従ってください。

【イベントに関するお問い合わせ】
+++ご注意+++
・お問い合わせの際には、必ずお名前、お電話番号の記載をお願いいたします。
・イベントタイトル名・お日にちをお忘れなく記載願います。
+++++++++++++++++
ポニーキャニオン カスタマーセンター
営業時間:平日10:00~13:00/14:00~17:00(土日祝・会社の指定日除く)
(問い合わせフォーム)
https://www.ponycanyon.co.jp/support/inquiry
問い合わせフォームの受付は24時間可能ですが、ご返信につきましては営業時間内となります。
※イベント当日・前日のお問い合わせにはお答えできない場合がございます。
※上記お問い合わせ先以外、特に会場への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
※本イベントは株式会社ポニーキャニオンが主催します。イベント内容についてAmazon.co.jpにお問い合わせいただいてもご案内致しかねます。あらかじめご了承ください。

ベストアルバム「Fiction」発売記念スペシャルトークイベント


オンライン配信のみ開催のご連絡

いつもMaison book girlを応援いただき、誠にありがとうございます。

ベストアルバム「Fiction」のAmazon完全限定生産仕様盤をご購入・ご応募いただきましたかたから抽選でご招待させていただく、スペシャルトークイベントに関してですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の日本での感染拡大リスクが再度高まっている状況を受け、お客様及び出演者・スタッフの安全を第一に考慮した結果、2020年8月16日(日)に開催を予定しておりました本イベントをオンラインのみの配信イベントに変更させていただくことにいたしました。


楽しみにしてくださった皆さまには急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

ベストアルバム「Fiction」発売記念スペシャルトークイベント
2020年8月16日(日)14:00スタート
配信URL:後日ご応募いただきましたお客様にお送り差し上げます

なお、今回ご当選されたお客様は本来であれば会場へご招待する予定ではございましたが、ご招待者なしでのオンライン配信のみとなったことを受け、せめてもの気持ちとしてご応募いただきましたすべての皆様へ「Maison book girlオリジナルミニクリアファイル」をお送りさせていただきます。後日お申込み時にご登録いただきました住所へ配送させていただきますのでお納めください。

【オンラインイベントに関するお問い合わせ】

ポニーキャニオン カスタマーセンター

営業時間:
平日10:00~13:00 / 14:00~17:00
(土日祝・会社の指定日除く)

※詳細は公式HPをご確認ください。
※このメールへの返信によるお問い合わせは承ることができませんので、予めご了承ください。

※このメールにお心当たりが無い場合は、お手数ですが下記お問い合わせ先までお知らせください。

Artist Comment

Coming soon....

Live Streaming

Maison book girl 無観客配信ライブ Solitude BOX Online

Maison book girl初のベスト・アルバム『Fiction』の発売を記念して初のライブ配信が決定。

●日時:2020年6月24日(水) 20:00開演
●料金:¥2,000
●出演:Maison book girl

※アーカイブ保存期限:〜6月28日(日)23:59

6月20日(土)12:00販売開始

チケット販売ページ

TIGET LIVE(ライブ配信)を視聴できるチケットです。
チケット購入した本人のTIGETアカウントのみご視聴いただけます。 第三者にURLを共有しても本人以外はご視聴できません。
本配信の画面キャプチャ・録画・録音等は一切禁止です。
本配信は有料配信となっており、一切の権利は主催者が有します。
ライブ配信の途中から視聴した場合はその時点からの配信となります。
配信終了後、チケット購入者は指定する期間までアーカイブ配信をご覧いただけます。
本配信はアーカイブ期間終了後、一般公開する場合があります。
チャットでの誹謗中傷、公序良俗に反する発言をはじめ、他のお客様が不快と感じる行為はおやめ下さい。
公演場所が分かってしまった場合でも会場付近には集まらないでください。また、出待ちや接触等もご遠慮ください。

【企画・制作】ポニーキャニオン

Live Tour

Maison book girl 
BEST ALBUM
"Fiction" TOUR

ツアーは全公演チケットを一旦払い戻しさせていただきます。

払い戻しについて

  • 4/24(金)東京・渋谷WWW X
    →延期:8/11(火)東京公演(WWWX)
    →延期:未定
  • 5/5(火祝)新潟・柳都SHOW!CASE!!
    →延期:9/5(土)新潟公演(柳都SHOW! CASE!!)
    →延期:未定
  • 5/24(日)横浜・F.A.D YOKOHAM
    →延期:未定
  • 6/14(日)大阪・アメリカ村BEYOND
    →延期:未定
  • 6/21(日)高崎・club FLEEZ
    →延期:未定
  • 7/4(土)福岡・DRUM SON
    →延期:未定
  • 7/11(土)名古屋・RAD HALL
    →延期:未定
  • 7/25(土)東京・なかのZERO(大ホール)
    →延期:未定

※今後の新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の状況や政府ならびに各地方自治体の定めるガイドラインを参照し、
当日の感染拡大防止策など充分に検討した上で振替公演の日程を決定いたします。
また、振替公演は新たにチケットを販売する形を予定しております。

【お問い合わせ】
ポニーキャニオン カスタマーセンター
https://www.ponycanyon.co.jp/support
営業時間:平日10:00~13:00 / 14:00~17:00 (土・日・祝日、会社の指定日除く)

【チケット情報】
各公演e+(イープラス)にて販売中
https://eplus.jp/maisonbookgirl/

【主催・企画・制作・運営】
ekoms / ポニーキャニオン

※振替公演のチケットはそのまま使用できますので、当日まで大切に保管をお願いします。
ツアーは全公演チケットを一旦払い戻しさせていただきます。

ツアーは全公演チケットを一旦払い戻しさせていただきます。

公演延期、及び払い戻しに関するお知らせ 平素よりMaison book girlを応援いただき、誠にありがとうございます。
Maison book girl BEST ALBUM「Fiction」TOURにおきまして新型コロナウィルスの影響で刻一刻と変化していく状況の中で、
お客様、メンバーの安全を第一に考え、開催を延期させていただきます。
お手数をおかけいたしますが、下記のご案内に応じて、払い戻し手続きをお願いいたします。


▼イープラスにて購入されたお客様

【払い戻し期間】 2020年6月20日(土)10:00 ~ 2020年7月5日(日)23:59まで

※払い戻し方法詳細は下記のアドレスからご確認下さい。 https://eplus.jp/refund1/
※払い戻し受付期間を過ぎますと、払い戻しは出来なくなりますのでご注意下さい。

※既にご購入いただいているチケットは、延期公演では無効となり、ご入場いただけません

【お問い合わせ】
http://eplus.jp/qa/

※今後の新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の状況や政府ならびに各地方自治体の定めるガイドラインを参照し、当日の感染拡大防止策など充分に検討した上で振替公演の日程を決定いたします。
また、振替公演は新たにチケットを販売する形を予定しております。

「Fiction」インタビュー

皆さんのお会いするのは1月5日、LINE CUBE SHIBUYAでのライブ『Solitude Hotel ∞F』(以下、『∞F』)以来です。 全員 ーえーっ!?
コショージ ー5ヶ月前? じゃあ半年ぶりぐらいじゃないですか。
井上 ー2020年に入ってまだ2回しか会ってないんですね。 ということは、今年はMaison book girlのライブを、まだ1回しか観ていないということなんですよ。 コショージ ー私たち自身、『∞F』のあとはイベントに数回出たくらいですし(笑)。
矢川 ー『∞F』以降、ライブの記憶があまりないもんね。 というわけで……ここ数ヶ月、どう過ごしていましたか? 全員 ー(笑)。
コショージ ーいや、そうですよね。
井上 ー確かに。みんな何してたのか知りたいわ。
矢川 ー4月ぐらいからずーっと、毎日欠かさず『あつ森』(『あつまれどうぶつの森』)してました(笑)。
和田 ー私は積んでいたRPGを1本消費して。あとは、ギターの練習を始めました。身になることをしないと気が狂いそうだったので(苦笑)。
井上 ー私は映画とかドラマとかバラエティとか、ずっと画面を観てました。『たりないふたり』ってわかります? あれを全部観ました(笑)。そうしたら今年、またやるっていうから最高な感じです。
コショージ ー私はベストアルバム初回限定盤Bに付く詩集を地味に作ってました。本当だったらスタッフさんと直接会ってやりとりしたかったんですけど、この状況で無理だったので、送られてきてきたものに対して「ここをこうしたいです」って返信して。でも、データを送っただけだとわからないと思って、それについて電話をしたり。そんなもんかなあ。本当に何もしてなかったですよ。『あつ森』もしたかったですけど、なんか始められなくて。
矢川 ーいつ始めてもいいやつじゃん(笑)。
コショージ ーホント? あ、欅坂46さんの元メンバーがインスタ始めたじゃないですか。あとはそればかり観てました。
井上 ーそれは忙しいね(笑)。
コショージ ー私、筋トレとか苦手なんですよ。でも、さすがに何も動かないのはマズいと思って、アニメとか観ながらやろうかなと思ったんですけど、やっぱり続かなくて。なので、友達とテレビ電話をしながら走ることにして。何人かに電話して、「今来られる人?」みたいな感じでテレビ電話しながら、とりあえず走っていました。 なるほど。 井上 ー……えっ、今日はこんな感じですか?(笑) いえいえ(笑)。本来ならもっと早めに振り返っておきたかった『∞F』について、まずはお話を聞きたいなと。 コショージ ーそっか、そこからですよね! しかもアルバム『Fiction』にライブBlu-rayが付きますし。コメンタリーとYouTubeでしか話してないもんね。
井上 ーじゃあ話そう! 前回のオフィシャルインタビューでお話を聞いたとき、「年が明けてまたお話を聞くときは、『伝説のライブになりましたね!』くらいの話をしたいですね。」という言葉で閉めているんですよ。 コショージ ーアルバム『海と宇宙の子供たち』のオフィシャルインタビューだから、12月ですよね。 そうです。で、昨年末に無事チケットがソールドアウト。万全の体制で臨んだ1月5日は、実際に伝説のライブになったと思うんです。 コショージ ー本当ですか?(笑) ありがとうございます! 視覚的にも面白かったですし、かつ音でもすごく遊んでいましたし。昨年4月の『Solitude Hotel 7F』と比べても、ひとつ抜けた感の強いライブだったと思うんです。演者側としてはライブ後の手応えというのはいかがでしたか? 和田 ーやり終えた瞬間のハイさでいうと、過去イチでした。いつもは「あれができなかったなあ」と思いながら終わることも多いんですけど、今回は「うわーっ!」ってテンション高いまま終われたんですよ。そうじゃなかった?
コショージ ーうん。「悲しみの子供たち」で終わったからかな。
和田 ーだと思う。自分的に反省点も以前よりは少なくなっていたと思うし、終わった瞬間の楽しかったなという感覚は、今まで以上に強く印象に残っています。 終演後、皆さんにお会いしたときもいつも以上に晴れやかな表情だった記憶があって。ソールドアウトできたし、達成感みたいなものが皆さんの中にあったのかなと。 コショージ ーやっぱりソールドアウトって大きいですよね。同じライブでも、ソールドできている状態とできていないと……本当はよくないんですけど……もちろんやっている最中はライブに集中しているから、感覚的には同じなんですけど、終わったあとの満足度にはたぶん違いがある気がします。『7F』はソールドアウトしていなかったし、そこと比べたら達成感だとか晴れやかさは確かに違ったかなと思います。
井上 ーしかも、ソールドアウトしたのが年明け前だったし。
コショージ ー私ね、『∞F』で最初(1曲目「海辺にて」)はスクリーンの後ろで歌っていたじゃない。2曲目でそのスクリーンが上がって、ステージから客席を観るまで、ソールドを信じてなかった(笑)。もしかしたら、すごく熱心なファンの方が周りに配るつもりでチケットをたくさん買ってくださって、そういうので席が空いていたりするんじゃないかとか、謎の不安も残っていて(苦笑)。
矢川 ーずっと言ってたもんね、「スタッフさんたちが気を遣って席を減らしてくれたんじゃないかな?」って(笑)。
コショージ ーだから、ステージに立つまで信じきれなかったんですよ。でも、始まってからはそれに見合うライブができたんじゃないかなという気はします。今回は過去イチ練習したんじゃないかなあ。
井上 ーうん、そうかも。
矢川 ー今まではリハもギリギリで、結構な短期間で詰めていく感じだったんですけど、今回はリハの時間をかなり長期で確保できて。クリスマスもお正月もなしで、ずっと先生たちが付き合ってくれていたので、そのぶん1月5日までのプレッシャーもすごかったし、それが終わったあとの開放感も今まで以上だった気がします。
コショージ ー1月5日までは2019年が終わらないって気持ちでやっていたので。
井上 ー師走の忙しさとともに駆け抜けたみたいな。 ライブはニューアルバム『海と宇宙の子供たち』からの楽曲をベースにしつつ、初期の楽曲はビルドアップされた形で表現。さらにMaison book girlらしいトリッキーさもしっかりあり、ラストにはあの血まみれの演出が。「はぁ!?」って驚きました(笑)。 全員 ー(笑)。
コショージ ーどのへんから「はぁ!?」でした? わかりました、逆再生だったところ。 「bath room」ですよね。わかりましたよ。あのあたりから「きたきた!」って感じで、ずっとニヤニヤしていましたもん。 コショージ ーうれしい。あれはニヤニヤするべきですよね(笑)。 だから、そこからの「悲しみの子供たち」の演出にはやられたんです。 全員 ーやったー!
コショージ ー最後の曲を何にするか、ずっと悩んでいて。本当にギリギリまで決まらなくて、当初は「悲しみの子供たち」ももっと中盤だったんですよ。でも、アルバム発売日にWALL&WALLでリリース記念ライブ(12月18日開催の『Solitude BOX 3rd』)をしたときに、「あ、これは中盤にやっちゃいけない曲だ」とわかって。それで、セトリを考え直して最後に置いたんですけど、実際最後でよかったよね?
井上 ーうん。
和田 ーじゃないと、あの曲は無理だよね。 なぜ中盤だといけなかったんですか? コショージ ー振りもあるし曲もあるし。「わーっ!」てならないとできない曲なんですよ。
矢川 ーうん、わかる(笑)。
コショージ ーあれです、(欅坂46の)「不協和音」みたいな。 ああ、なるほど。 コショージ ー「悲しみの子供たち」は一度全部出し切って燃え尽きるような曲だと気づいたから、それを中盤にやるのはちょっと違うのかなって。しかも衣装に血も付いているので、普通にやっちゃダメだと。だから私、ほとんど歌ってなかったですもん(笑)。踊ってもいなかった気がします。
矢川 ー暴れまくってたよね(笑)。
和田 ー暴れながら吠えてた(笑)。
コショージ ーもちろん「激しくやらなくちゃ!」と全員で思ってはいたんですけど、まだまだ足らなかったみたいで。曲が始まるとイヤモニから「もっと! もっと!」ってダンスの先生が煽ってきて、そこでさらに「もっとやらなくちゃ!」って気持ちになって。
和田 ーあの瞬間はみんな、心がひとつだったよね。 これまでは余韻を残して終わるライブが多かったけど、あの熱量での終わり方は新しかったなと思いました。 コショージ ーああ、確かに。構成的にもストーリー的にも「bath room」ぐらいから上がっていく感じだったので、それが少しでも伝わったみたいでよかったです。 「行けなかった人はこれを観て後悔したほうがいいよ?」と伝えたくなるくらい、本当に「伝説のライブ」になったなと。2020年、よい幕開けを飾れたと思いましたよ。 矢川 ーやった!
和田 ーよかったー。
コショージ ー関係者の方々も、皆さんそう言ってくださいました。「すごくいい流れができたね」って。 だからこそ、3月以降の流れが本当に残念で。こればかりはさすがにどうにもならないし、みんな同じ状況ですからね。この期間は焦りを感じることもあったんでしょうか? コショージ ー最初の1ヶ月はめちゃめちゃ焦っていたと思うんですけど、ある時期を境に「パン!」って弾けて。逆に「羽ばたこう!」みたいな気持ちになって。
井上 ー羽ばたこう……?(笑)
コショージ ー大空に羽ばたこう、と。逆にね。
和田 ーなんの逆?(笑)
コショージ ー「もしこの5月、6月からいろいろ動けるようになったら、すぐにMV撮影しなきゃ」みたいなこととか、いろいろ考えていたんですけど。「ヤバい、もっとやらなくちゃ!」みたいに。
井上 ーああ、わかる。
コショージ ーでも、逆に羽ばたこうと。
井上 ーん?(笑)
和田 ー「逆に羽ばたこう」以外の言葉で説明してくれないかな(笑)。
全員 ー(笑)。
コショージ ー例えばこういうときって、みんな「家でできる精一杯のことをやろう」「今できることを考えてやろう」という感じになったと思うんですけど、でも「その精一杯って、本当は精一杯じゃないんじゃないか?」と。「それって、ちょっと無理してないかな? この中にあるものだけで楽しむというのは、それは発想とは違うんじゃないか?」という気持ちになったんですよ……わかります? 言わんとしていることは、なんとなく理解できます。限定された枠の中でやれることは、結局みんな一緒。その枠から飛び出して何か新しいことを見つけない限りは……という気持ちがあったわけですよね。 コショージ ーそうです。じゃないと意味がないような気がして。逆につまらないんじゃないかと思ったんです。人と一緒は嫌なので……自分たちの型じゃない、違う型にハマろうとすることじゃないですか。それって。
井上 ー確かに最初はさ、生産性のあることをしなくちゃ時間が勿体ないなと思ったけど、1周回って「無理しなくてもよくない?」って思ったし。
矢川 ー「なんもせん!」ってね。
和田 ーそういえば私、「もう何もかもやめて、1ヶ月くらいずっと休みたいな」と思ったことがあって。そう考えたら「逆に今しかないぞ」と、蛹になろうと思いました。
矢川 ー蝶になって羽ばたかなかったんだ。
コショージ ータイミングが違ったんだね。
井上 ーみんな羽は持っているんだね(笑)。 (笑)。ここまでお話を聞いて、皆さん無理してない感が伝わってきました。みんなと違うことがやりたい、でも無理はしない。そこも含めてMaison book girlなのかなと。ここからはベストアルバム『Fiction』についての話題に移ります。このベストアルバムは、『∞F』なくしては語れないところもあって。それは映像だけではなく、収録されている楽曲についても同様だと思うんです。 コショージ ーまさにそうですね。 再録楽曲や新しくアレンジされた楽曲などを聴いていると、『∞F』の記憶がよみがえってくるんですよ。 コショージ ーうんうん、確かに。
井上 ー『∞F』って終盤の「bath room」から「悲しみの子供たち」のことを思い出しがちだけど、実は中盤もいろいろしていたからね。
矢川 ーずーっといろんなことをしてたし。
コショージ ーアルバムだと「rooms」も『∞F』の尺だったり、「闇色の朝」もそうですし。あとは「river」ですよね(笑)。
矢川 ー普通に、何もなくやった曲のほうが少ないかも。
井上 ーそうね。
コショージ ーニューアルバムの新曲以外は変なことをしたくて、変えてたよね。 手を加えていない曲でも、そもそもトリッキーですし。だけど、このベストアルバムを通して聴いたときにまず思ったのは、Maison book girlってめちゃめちゃポップなグループだなということで。リリースされた時系列順に楽曲が収録さているじゃないですか。だから後半に進むにつれて、楽曲の完成度がどんどん高くなっているし、濃厚なのに聴きやすい作風へとシフトしている。本当にいい曲が多いと実感しましたよ。 コショージ ー本当にそうなんですよね。でも、そんな中で「townscape」には二度見しますよね。
井上 ー確かに。
和田 ーこんなところに、っていうね。 確かに、いわゆるリード曲やライブの定番曲が並ぶ中に「townscape」が入っているのは斬新さがあります。 コショージ ーサクライさんは「blue light」とどっちにするか悩んでいたみたいなんですよ。最初のリストには「townscape」が入ってなかったんですけど、私が「『townscape』はいいんですか?」って聞いたら「あ、ちょっと考えてみる」と言って。
井上 ーたぶんその言葉を待っていたよね(笑)。
矢川 ー入れたいなと思っていたけど、ちょっと遠慮していたんだね。
コショージ ーじゃあ、私が手を差し伸べちゃったんだ(笑)。で、そのあとに「townscape」と入れ替わりました。いい曲ですよね。 このポジションに収録されたことで、またいい味を出しています。 コショージ ー「townscape」って曲は『image』の中で、わりと中心にあるような気がしていて。なので、このベストアルバムの中に入るのは、割と意外ではないのかも。あと、次にも続く感じもしませんか? 「レインコートと首の無い鳥」とかそっち系の走りみたいな気もしていて。 ここを拠点に、どの方向にも行ける曲ではありますよね。で、本作では「bath room」「snow irony」「lost AGE」といった初期の楽曲を再録しています。これらの楽曲を最近ライブで聴くと「新曲みたいに聞こえる」と言ったことがありますが、今の皆さんの歌で聴くからこそ新鮮さも強まっているんですよね。 コショージ ー特に「bath room」がめちゃめちゃ新曲みたいだなと思って。
和田 ーこのぐらい初期の曲だと、私たちが今ライブでやっている表現とか声と離れすぎていたので、そういう意味では再録できてよかったなと思います。
井上 ーしかも、歌割りも地味に変わっているしね。 「snow irony」はオリジナルバージョンからキーを上げて収録していますよね。これは今の歌い方や声に合わせた結果なんですか? コショージ ーそうです。昔の曲はキーが低いものが多くて。「river」も悩んだんですけど、「karma」との差を出す意味もあってキーを上げたのかな。 その「river」ですが、『∞F』で初めて聴いたときは「やってくれたな!」と思いましたよ(笑)。 全員 ー(笑)。
コショージ ーこれは『∞F』だけでやる予定だったんですけど、せっかくだからアルバムにも入れようかって感じで入りましたね。 幻の1曲にするには勿体ないですし。Blu-rayでも確認できると思いますが、歌い始めた瞬間「ん?」ってなりましたもん。 コショージ ーその「ん?」って気づく派と、まったく気づかない派がいるのが面白くて。きっと初めて聴く人は「何がおかしいの?」って感じで聴いてくれると思うんですけど、聴き込んでくれている人は「歌詞違うじゃん!」って驚いたと思うし。それを粛々と行なっているのがいいですよね(笑)。
井上 ーしかも、曲が「karma」で歌とダンスが「cloudy irony」みたいな。もう意味がわからないですよね(笑)。
コショージ ー最初、「こういうこと、できるんですかね?」とサクライさんに相談したときは「いけると思う」って感じだったんですけど、振りを「cloudy irony」にしてもらおうとか考えて、「振りを作ってもらっていいですか?」と先生にお願いして。
井上 ー「そんなこと、可能なのか?」っていう。
和田 ーあれは大変だったなあ。
矢川 ー意外と一番苦労した曲かもしれない。
和田 ー新曲を覚えるより、既存の曲をちょっと変えるほうが難しいんですよ。
コショージ ーしかも「karma」の歌割りなので、より混乱するんです。
矢川 ー「cloudy irony」の振り付けと歌詞で歌っているのに歌割りが「karma」だから、自分のパートじゃないのに歌おうとして「あ、違った!」っていうのもあって。
井上 ーすっごい大変なんだけど、それをスマートに見せられていたら勝ちですよね。 音源として残してくれたことを素直に喜びたいと思います。また、「rooms」はブレイクの無音部分がオリジナルバージョンより縮まったり長くなったりという『∞F』バージョンに。MVバージョンの「闇色の朝」もそうですけど、ここまで無音部分が多いベストアルバムというのも珍しいですよね。ベストアルバムというと、ここから初めてMaison book girlに触れる人も多いのに、びっくりするんじゃないかと。 コショージ ー確かに。でも、「闇色の朝」の無音パートはMVの半分になっているんですよ。ちょっとだけ気を遣っているという(笑)。
和田 ーラジオでは流せないね(笑)。
コショージ ーでも、ネットラジオは大丈夫なんだって。 他のメンバー へー。
コショージ ー曲が終わったと思うよね。今の時代だからよかったというのもあるのかな。これがCD主流の時代だったら、「プレイヤーが壊れた?」みたいに思うだろうし。
井上 ー確かに。 デジタルでも「ファイルが壊れた?」と思うかもしれませんよ(笑)。 コショージ ーあ、そっか(笑)。 止まった瞬間は焦りましたもん。「あれ、ファイル壊れ……あ、そうだった!」ってすぐ思い出しましたけど(笑)。 矢川 ーまんまと(笑)。 ベストアルバムなのに一筋縄でいかない感じも含めて、Maison book girlだなと思いました。 井上 ー曲で遊びがちですよね。 で、新曲「Fiction」ですが、この並びでは一番シンプルでわかりやすい作風です。 コショージ ーそれこそ、最初にデモをもらったときは「Maison book girlの曲じゃないみたい」と感じましたから。何でそう思ったのかは自分でもわからないですけど……メロディなのかな。
和田 ー「おかえりさよなら」とか「シルエット」みたいな、シングルの2曲目っぽい曲だなと思ったんですよね。だから、ベストアルバムのタイトル曲にこれを持ってきたのはちょっと意外だったんですけど、ほかの収録曲がリード曲とかMVのある曲が中心だったので、バランス的にはいいなと。 『海と宇宙の子供たち』のあとだからこそ、スッと入ってくるんですよね。あのアルバムでまたひとつ違った形を表現できたからこそ、ここまでシンプルに表現してもまったく“らしさ”を損なわないという。 和田 ーこういう曲は私たちの技術的にも、今だからこそできる曲なのかもしれませんね。
コショージ ーなんだか(『海と宇宙の子供たち』における)「ランドリー」っぽいですよ。あの曲も終盤にありましたものね。 ほかの曲が濃いからこそ、そのあとにこの曲があると、クライマックスを超えてホッとさせられるというか。そこから、ポエトリー「non Fiction」で締めくくるという、そこまで含めてMaison book girlだなというのを感じさせてくれる構成ですよね。 全員 ー(無言で頷く) 無言ですか(笑)。でも、「正真正銘のベストアルバム」と呼ぶにふさわしい内容に仕上がりましたね。これがまだ、5年のまとめでしかないという事実に、また改めて驚かされるわけですが。 井上 ー5年のわりに濃すぎますよね。
コショージ ーでも5年って、長いのか短いのか、正直わからなくないですか? 「まだ5年」「もう5年」で受け取り方も変わってきますしね。 和田 ーそう言われると確かに。
コショージ ー5年でメンバーが変わっていないというのも、私たちにとって大きいかもしれないですし。
井上 ー私、この前SPEEDブームが来て。
矢川 ー……急だねえ(笑)。
井上 ー「my graduation」がめっちゃ好きで、1日1回聴かないとダメな体になっていたんだけど(笑)。それからSPEEDについて調べたんですけど、SPEEDって5年で解散しているんですよね。意外じゃない? 他のメンバー へ〜。
井上 ーで、そのあとに再結成があったけど、いわゆる黄金期ってメンバーが中高生だった5年なんですよ。だから、私たちも……SPEEDかな?と思って(笑)。 いやいや。SPEEDだと一度解散して、再結成しないといけませんが(笑)。 コショージ ーソロになったり結婚したりね。
井上 ーそっか(笑)。 ここ最近、ガールズグループの解散や活動休止が続いていますが、Maison book girlはこれだけ濃厚な作品を量産しつつ、印象に残るライブを5年も続け、LINE CUBE SHIBUYAをソールドアウトさせるまでに成長したわけですよ。改めて、Maison book girlってなんなんでしょうね? 矢川 ーなんかしぶといよね(笑)。
コショージ ーわかる(笑)。
矢川 ー「バン!」と突き抜けていくんじゃなくて、ずっと近くに、ジワジワいるみたいな。その感じが、曲調に似ていると思っていて。
井上 ーしかもさ……小蝿ってさ、ちょっと目を離したら大きくなって出てくるときない? 他のメンバー へっ?
コショージ ーそうなんだ(苦笑)。
井上 ーだから……そうなれたらいいよね?(笑)
矢川 ー「またいるわ……」って、気づいたら大きくなってるの?
井上 ーそう。どうですか? 「どうですか?」とは(笑)。 コショージ ーさすがに小蝿は嫌なんだけど(苦笑)。 この5年間で「バン!」という瞬間はなかったかもしれないけど、ここまで支持され続けているというのは、消費され尽くされない作品を残し続けている証拠でもあるんじゃないでしょうか。実際、5年前の曲も今の新曲も並列したときに、同じ感覚で楽しめるのってすごいことだと思うんです。 コショージ ー初期の曲でも懐かしさはないですよね。
和田 ー確かに。
井上 ーライブをこの2、3ヶ月やっていなくて、自分が歌って踊らなくなって、結構外からMaison book girlの映像を観たりしているんですけど、改めて「めっちゃいい曲じゃね?」って感じますし。
コショージ ー本当にあそこに自分が戻れるのか、不安じゃなかった?
井上 ーああ、それはわかる。
矢川 ー「めっちゃ動くやん」って思った。「自分がこんなに汗かくこと、あるんだ」とか、ちょっと他人事みたいに感じたし。
和田 ー自分がどんな声を出せるか忘れた頃に、この新曲とか聴くと「結構いい声しているな、この人」って思うんですよ(笑)。 だからこそ、早くライブを観たいんですよ。アルバムリリース日には初の無観客配信ライブも予定していますが、その後はどうなるのかまだわかりませんし。 コショージ ー1000人キャパだったら1000人集客できるライブが、今年はたぶんできないかもしれないし。
井上 ーどうなるか、まだまだ読めないからね。
コショージ ーなので、それまではこのベストアルバムをじっくり聴いてもらって、ライブBlu-rayで『∞F』を観てもらえたらなと思います。


(取材・文/西廣智一)

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